・NFTってよく聞くけど何?
・Web3はわからない用語が多くてとっつきにくい
・初心者でもわかるようにNFTを解説して欲しい!
Web3の世界は横文字が多く、聞いたことのない言葉が散見され拒否反応を示してしまう方も多いのではないでしょうか?
とはいえNFTは間違いなく今後の社会インフラに必要不可欠なものとなります。
目を背けずに新しい技術を知っておかないと、正しく取り扱うことができず
場合によっては詐欺に合ってしまうかもしれません。
この記事では、超初心者の方でもNFTのことを正しく理解できるよう難しい表現は避け
具体例を多く踏まえながら解説しています。
この記事を読み終えるとNFTへの抵抗感がなくなりWeb3の世界に1歩足を踏み入れることができるようになりますよ!
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NFTとは?
NFTは略語
正式にはNon Fungible Token=代替不可トークン
Non=~ない
Fungible=代替
Token=代用貨幣や通貨
日本語にはなったけど
代替不可ってなに?
という疑問が生まれますね
代替不可とは
他のものとは交換できないものという意味です。
具体的に解説していきます。
代替不可(Non Fungible)と代替可能(Fungible)の違い
リンゴの絵が2つあります。
AとBは同じリンゴの絵ですが全く同じ絵、作品ではありません。
なので同じものとしては交換できませんね。
これは唯一無二の「一点物」になるので
「他のものとは交換できない」=代替不可(Non Fungible)
となります。
次に代替可能について解説します。
ここに1万円札が2枚あります。
Cの1万円札とDの1万円札の価値は同じ1万円ですよね。
なのでCとDは交換することができます。
このように代替(交換)可能なものをFungibleといいます。
他にFungibleなものとしては
- 現金
- ビットコイン
などがあります。
今までインターネットのデジタルデータは複製が可能で
オリジナルなものでもコピーすれば全く同じものになっていました。
この原因としてはデジタルデータにオリジナルの証拠が記載されていなかったからです。
- 最初に誰が書いたのか?
- 誰が作ったのか?
を証明する術がありませんでした。
ではNFTはなぜ唯一無二であることを証明できるようになったのでしょうか?
解説していきます。
なぜ唯一無二と証明できるか?
唯一無二を証明できるようなったのは
ブロックチェーンという技術が生まれたからです。
ブロックチェーンってなに?
何かの技?
ブロックチェーンについて解説していきます。
ブロックチェーンとは分散型の公開台帳
ブロックチェーンは取引の記録を中央管理者ではなく、複数のコンピューターが管理しています。
誰が誰に送ったか?
が明確に台帳に記録されています。
この台帳の記録は誰でも何時でも閲覧することが可能です。
ブロックチェーンは一つ一つのブロックに取引データが記録され、そのブロックが数珠つなぎになっています。
そのため、一つのブロックのデータを書き換えても他のブロックにも記録されているため完全に改ざんすることが不可能なのです。
改ざんができないことについてもう少し詳しく解説します。
NFTは改ざんや複製ができないデジタルな証明書
NFTは
証明書付きの絵画
と表現されることがあります。
証明書付きにするための手順としては
- 誰かが作成した絵画や書、音楽をデジタルデータにする
- ブロックチェーンに書き込む
- それが特定できるデジタルな証明書ができる
この手順をとることで
NFTは絵画や書・音楽を特定するデジタルファイルになるのです。
トークンとは何?
NFT(Non Fungible Token)のTokenトークンとは
- ブロックチェーン上で価値を証明しているプログラム
- 他のものと交換できない価値・証明書
NFTはどうやって作られる?|ミントについて解説
・NFTはブロックチェーンで記録され、価値が証明されているのはわかった。
・じゃあどうやって作るの?
デジタルデータを作成し、そのデータをブロックチェーン上に書き込むことを
ミントする
と表現。
ミントすることによって、音楽や絵画が唯一無二のNFTになります。
ミントすることの効果
ミントすることによって
- アーティストは自分の権利と作品を守ることができる
- NFT購入者は本物と証明されたデジタルアートを手に入れることができる
- 販売者が二次流通でも報酬を受取ることができる
今までは絵画でも贋作が出回ることが多くありました。
それが本物かどうかは、制作した本人でしか証明できず
作者が亡くなってしまうとその証明が難しくなります。
NFTは本物と証明できるのでこの問題を解決することができます。
さらに大きなメリットが二次流通での報酬です。
今まではコレクターが作品を購入し転売した場合、所有権はコレクターのものになっているので、報酬はコレクターのみ。
アーティスト側には報酬が入りませんでした。
しかしNFTは
二次流通市場で転売されてもアーティストがプログラムに手数料の設定を登録しておけば収益の一部を得ることが可能となります。
転売され続けることによってアーティストにも還元され続ける。
アーティストにとっては新しい収入源を作ることができます。
NFTの制作・販売はできる?
NFTはアーティストだけが作れるものでしょ?
と思われる方もいるかもしれませんが
なんとNFTは
誰でも制作し販売することができます。
手順も簡単
- 紙に描いた、または書いたものの写真などをPCに取り込んでデータ化
- NFTマーケットプレイスに出品する
たったこれだけで販売することができます。
販売する手数料もかからないので気軽にチャレンジもできますね。
NFTの法的権利はどのようになっている?
NFTはデジタルデータの所有者を保証するが、作品そのものの著作権や商標利用権などの権利は取得できないし所有していません。
なのでNFTを所有しているということはあくまでもデジタルデータの所有者である
ということにほかなりません。
少しわかりにくいので具体例で解説します。
ベッカムさんのサイン入りTシャツで解説します。
まずどこでも購入できる無地のTシャツをベッカムさんが持っています。
そこにベッカムさんがサインをします。
それを写真で撮ってデジタルデータに変換。
OpenSeaにてmintするとNFTになります。
これによって一点物になります。
それと同時にデータ登録され法的権利も発生するのです。
その後ベッカムさんがNFTを販売し、売れた場合
購入者に登録データのみが移転されます。
この際に法的権利までは移転されません。
法的権利は作成したベッカムさん自身のみになるということです。
NFTはどこで売買ができる?
売買したい場合
販売するお店でデジタルデータをNFT化することができます。
なのでお店(マーケットプレイス)を利用することになります。
マーケットプレイスは複数ある
マーケットプレイスはまだまだ未成熟なものが多く
今後発展していくものと思われます。
現在国内マーケットは主に3つ
- Rakuten NFT
- Coincheck NFT
- LINE NFT
国外マーケットは
- Open Sea
- NFT TOFUNET
- LOOKSRARE
などが主要マーケットプレイスです。
この中で最も取引量が多いのがOpenSea
世界シェア率はなんと90%
基本的にはOpenSeaから使い始めましょう。
まとめ
NFTとはなにか?について解説してきました。
NFTはNon Fungible Token=代替不可トークン
代わりの効かない世界にひとつだけのもの。
今までのデジタルデータは容易に複製が可能でしたが、ブロックチェーン技術を活用することで複製が不可能なものになります。
ブロックチェーンは複数のコンピューターで取引を記録しています。
中央集権ではなく、分散されて記録しているため改ざんが不可能です。
その結果、唯一無二のものになるのです。
NFTはミントすることによって証明書付きのものになり、お店(Open Sea)での取引が可能となります。
NFT売買の特徴的な部分としては二次流通でも一定割合の報酬が作成者に支払われることにあります。
転売されても報酬が入るようになるということ。
NFTは難しそうな印象がありますがデジタルデータがあれば誰でも簡単に作成することが可能です。
この部分については別の記事で解説していきますのでお楽しみに!
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現在NFTプロジェクトが複数進行しています。
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